てんしフェスティバルへの道のり

日に日に空が高くなるように感じるこの頃です。秋の日差しと空の青のコントラストがくっきりとして、園庭で遊ぶ子ども達はどの場面を切り取っても絵になります。

さて、先日のてんしフェスティバルでは、子ども達はわくわくしながら準備を進め、当日を迎えました。マリオカートや太鼓の達人、カフェでのおいしそうなメニュー、店頭で迷う子続出のアイスクリーム、そしてお隣ではポップコーンを食べながら(?!)映画鑑賞…ここに挙げただけでも、その楽しさを想像して頂けることでしょう。

過程をご説明すると、まず子ども達がお店屋さんの候補を出し合い、その中から4店舗に絞りました。そしてどのお店を担当したいかの希望を聞き、メンバーを決めました。

次のステップでは、それぞれのお店屋さんで何を作るか、どんな材料を使うかを話し合い、それには何が必要かを考え、手紙に書いて、保護者の皆様にもご協力頂きました。

ここからようやく作るという作業に入ったわけです!!

実は昨年までは先生達がコンセプトを決定していたのですが、今回は一から子ども達に任せてやってみよう!という初の試みだったのです。その理由は、今春の幼稚園教育要領の改訂です。子どもが自分で考え、周りの意見を聞き、コミュニケーションを深めながらとことんやってみるという力を育てるためのグループワークを中心としたわけです。もちろん年齢差がありますから、Aさんが中心になって進め、先生は子ども達が行き詰った時に方向性のヒントをあげ、その繰り返しで形になった物が今回の「新」フェスティバルです。

結果として何が昨年までと一番違ったか…それは子ども達の表情、その役割へのなりきり度でした。本番はどの子も自信満々でやりきりました!!当日は当園の学校評価委員の方4名をお招きし、参加して頂きました。以下は感想の抜粋です。

「子ども達が自分でやってみたい!と決めたお店だからこそ強い責任感と大きな達成感が生まれ、今後の行事やクラスのまとまりに繋がっていく事と思います」「子ども達が何もないところから自分たちで考え、準備し、達成できた事は自信になり‟生きる力“に繋がると思います」「子ども達に任せて進めていくというのは、先生方にとっては難しい事だと思います。大変な事もあったかと思いますが、とてもよくまとまっていました」「何よりも感心したのは、接客でチケット担当、案内、商品や景品の受け渡し、ルールの説明まで全て完璧で、しかもとっても可愛!!胸がいっぱいになるほどの感動でした」等々…子ども達の姿から、この活動のねらいは達成されたようです。初めてご覧になった方々からの客観的な感想で、それを確かめる事ができました。本当に感謝です。

これからも益々、「やってみたい!」という思いを形にしていきたいと思います。